ベンダーリスク評価テンプレート
サードパーティーのリスク評価とも呼ばれるこのテンプレートでは、評価の説明を一覧表示して、特定のベンダーに関連付けられている脆弱性を特定できます。 色分けされたリスク評価キーを使用して、各リスクの説明に評価を割り当て、準備されているスペースにメモを追加します。 このテンプレートを使用して各ベンダーを分析し、必要に合わせてリスク評価の説明を調整します。
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ベンダーリスク評価基本チェックリスト
このベンダーリスク評価チェックリストの基本的なテンプレートを使用して、チームがリスク評価プロセスで経るべき各ステップを概説します。 各タスクに概要、担当者、期日、再度確認する日付、関連するメモを記載します。 このチェックリストを使用すると、各ベンダーのプロセスを合理化し、その過程で重要なステップを見逃すことはありません。
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スコアカードテンプレートを用いたベンダーリスク評価
ベンダーリスクデューデリジェンス計画のサンプルテンプレート
このベンダーリスクデューデリジェンス計画テンプレートは、デューデリジェンスプロセスに取りかかるステップのサンプルを提供します。 このテンプレートでは、タスクをカテゴリー毎に整理し、その下にリストアップされたサブタスクが記入できるようになっています。 これらのサブタスクは、組織の必要性に合わせて自由に作成できます。 また、タスクの説明、ドキュメントの保存場所、タスクの担当者、主要な日付、メモ、各タスクのステータスを含めるスペースもあります。
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ベンダーリスク管理監査フレームワークテンプレート
このベンダーリスク管理監査フレームワーク テンプレートを使用して、監査情報と、各ベンダーの管理に必要なドキュメントのステータスを追跡します。 あなたの組織が取引を行っている各サードパーティーをリスト表示します。 次に、監査日、ベンダータイプ、リスク評価、およびドキュメントのステータスを入力して、情報をすべて俯瞰的に表示します。 このテンプレートには、リスク評価に必要なドキュメントのステータス、リスク管理ポリシー、レポートドキュメント、プロセスと手順など、個々のベンダーのドキュメントステータスを詳細に追跡できる追加のタブがついています。 また、このテンプレートを使用して、あなたの企業のベンダーにおけるデューデリジェンスプロセスをサポートすることもできます。
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ベンダーリスク評価アンケートテンプレートのサンプル
このベンダーリスク評価アンケートテンプレートのサンプルを使用して、管理機関が要請するガイドラインに適したベンダータイプに固有のアンケートを作成します。 このテンプレートには、さまざまなカテゴリーの質問のサンプルが含まれており、各質問の参照ポイントを提供するスペースが含まれています(例えば、 社内の分野毎専門家[SMEs]、業界標準の評価手順など)。 サードパーティーのサプライヤーを評価する際は、このテンプレートをマスターリストとして使用して、特定のベンダーに関連する質問を抽出し、あなたの組織の必要性に対応します。
スコアカードテンプレートを利用した、ベンダーのリスクの比較
ベンダーのリスク比較をスコアカードテンプレートと使用して、審査プロセス中に各ベンダーの加重スコアを比較します。 このテンプレートでデータを収集してコンパイルし、あなたが確立したスコアリングシステムに従って各ベンダーにスコアを付け、あなたのビジネスにとって重要なさまざまな基準に対するベンダーのランクを比較します。
スコアカードテンプレートつきベンダーのリスク比較をダウンロードする - Excel
ベンダー関係と管理プログラムをサポートする追加のリソースについては、 以下の13の無料ベンダーテンプレートをご覧ください。
ベンダーのリスク評価はどのように行うのですか?
ベンダーのリスク評価は、全体的なベンダー管理プログラムの重要な部分です。 この評価は、審査段階、評価やレビューの際に行い、継続的にパフォーマンスを測定できます。
以下に、一貫したリスク評価に備えるベストプラクティスをご紹介します。
一貫したリスク評価の準備と実施に関するベストプラクティス
以下のベストプラクティスに従って、一貫したリスク評価を実施しましょう。
- 審査段階に入る前に、あなたのビジネス目標とリスク許容度を明確に理解しましょう。
- 審査プロセスでは、バックグラウンドチェック、顧客レビュー、信頼できる情報源の参照など、さまざまな方法を使ってベンダーの信頼性をチェックします。
- 現存の全ベンダーのリストを作成し、そのリストをカテゴリー別に整理します(例えば、 医療、決済処理業者、オフィスサービスなど)。
- すべてのベンダーが確実に視野に入っているよう、会計部門が管理するリストに対してベンダー一覧を確認します。
- どのベンダーがビジネスに最も大きな影響を与えているかを判断します(たとえば、サードパーティーの存在が重要であるかどうかを考えるなど)。
- 規制コンプライアンス上の課題、データセキュリティ上の懸念、または財務上のリスクが発生する可能性があるベンダーに応じて、各自にリスク評価(中程度から重大まで)を割り当てます。
- 各ベンダーのリスクレベルに基づいて、実行する必要がある継続的なデューデリジェンスを確立します。 会社に中程度から高いリスクをもたらす、影響力のあるベンダーに最も焦点を当てます。
- 社内の各専門家から情報を収集し、変化する規制やガイドラインを常に把握することで、それに応じてアンケートやリスク評価を更新できます。
- ベンダー管理プログラムを標準化して、プロセスを合理化させ、効率性を保ちます。
- デューデリジェンスレビューを実施し、ベンダー管理プログラムの有効性を継続的に測定します。
なぜベンダーのリスク評価が重要なのですか?
あなたのビジネスがサードパーティーのリスクを理解し、健全なベンダー管理プログラムによって効果的に経営すれば、ビジネスオペレーションにとって高リスクなベンダーを特定し、未発生のリスクを積極的に軽減できます。 適切なリスク評価の実施は、ベンダー管理プロセスの最重要項目です。
ベンダーのデューデリジェンスや監視に関する専門家のアドバイスなど、詳細については、「ベンダーリスク評価の簡易ガイド」をご覧ください。
ベンダーリスク評価の主なメリット
ベンダーのリスク評価は、会社に大きな利点をもたらします。 このプロセスの主なメリットは次のとおりです。
- サードパーティーの脆弱性の特定: ベンダーを徹底的にレビューすることで、ビジネスにセキュリティ上の脅威をもたらしうる潜在的な弱点を特定できます。 ベンダーがあなたのビジネスに与える影響に基づいて、脆弱性の重要性を判断します。 次の質問を検討することで、ベンダーの影響を明確にできます: ベンダーがアクセスできる情報の種類は何ですか? ベンダーはビジネスオペレーションにとって、どれほど重要ですか?
- リスクの軽減: 特に審査プロセス中に脆弱性を特定することで、特定のベンダーとどのように取り組むかを判断できます(例として、 リスクを受け入れる、拒否する、または移転する)。それにより、あなたのビジネスに関係する戦略的、運用、法務、規制、その他のタイプのリスクを軽減します。
- デューデリジェンスをサポートする: ベンダーが与える影響とリスクを理解し、評価計画にデューデリジェンス要件を組み込めば、各ベンダーをより明確に評価し、新しいベンダー関係を築くべきか、既存のベンダー関係を継続すべきかを判断できます。
- コストの削減: デューデリジェンスの一環として適切な制御と監視プロトコルを実施することで、ビジネスは事後対応的な方法ではなく、積極的にセキュリティ上の脅威に対処できます。 潜在的なリスクを軽減することで、サイバーセキュリティ攻撃やその他のデータ漏洩に伴う、あなたのビジネスの財務上負担を軽減できます。
ベンダーのリスク評価中に質問する事項
適切な質問をすることにより、ベンダーのリスク評価アンケートから得られる情報がより有用になります。
ここでは、標準的なリスク評価に関する質問の例をいくつかご紹介します。
- あなたは電子メールで送信する情報を暗号化していますか?
- サードパーティーベンダーは定期的にペネトレーションテストを行っていますか?
- 審査や契約後にサードパーティーベンダーに対してデューデリジェンスを行うにはどうすればよいでしょうか?
- 発生したインシデントをどのように処理していますか?それらのインシデントを伝えるプロセスは何ですか?
- 公開されているセキュリティ上の脆弱性がないか、定期的に確認していますか?
- あなたの企業のその他の製品やサービスは何ですか?
- 機密デジタル情報はどこでどのように保管していますか? サードパーティーが保管している場合は、その名前とデータ管理プロセスを開示してください。
- あなたの組織内の従業員が、データのプライバシーとセキュリティ対策に関して受けているトレーニングについて説明してください。
- データ保護責任者は誰で、その役割を担っている人物の責任は何ですか?
- 従業員、請負業者、サードパーティー、その他の会社のエージェントのデータへのアクセスを、必要に応じて制限する管理手順がありますか?
各ビジネスには独自のニーズがあり、サードパーティーベンダーのさまざまなリスクと影響レベルも各自異なるため、アンケートで質問する内容を特定の必要性や業界に合わせて調整します。
ベンダーのリスク評価アンケートを作成するヒント
ベンダーのリスク評価アンケートを、ベンダー管理プログラム全体の一部として作成、修正する際には、以下のヒントを参考にしてください。
- 各アンケートを特定のベンダーに合わせて調整します。 ベンダーのリスク評価戦略は、全ベンダーに適用する万能のアプローチであってはなりません。 質問は、ベンダーがあなたのビジネスに与えるリスクの種類とレベル、ベンダーが提供する製品やサービスの種類、ベンダーが日々の業務に与える影響のレベルに関連付けて配慮すべきです。 低リスクでインパクトの低いベンダーの場合は、標準的な一連の質問で十分な場合があります。 リスクが高くインパクトの大きいベンダーの場合は、標準を展開させ、機密情報へのアクセスに関する懸念事項を導入します。 要するに、ベンダーの業務の種類に関連する質問のみを利用します。
- シンプルで直接的な言葉遣いを用いる: 指示を明確にし、質問は簡潔にしてください。 技術用語の使用を制限する。 質問の誤った解釈は、不正確または無意味な判断につながる可能性があります。
- 規制ガイドラインおよび対象分野の専門家の意見を参照する: 質問はベンダーの業界や、関連する規制機関が要請するガイドラインによって異なります。 ガイドラインと規制は、質問のリストを分類して作成するのに役立ちます。 最新の規制に関する調査に加えて、関連する社内の各専門家と話し合い、導入すべき質問について洞察を得ることができます。
- あなたの組織にとって重要なカテゴリー別にアンケートを構成する: 前のステップで収集したインサイトから、質問事項をあなたのビジネスにとって重要で、ベンダーに深く関連するカテゴリーに整理します。 こうすることで、仕事を整理し、時間とリソースを最も効果的に活用できます。
- アンケートを定期的に更新する: 絶えず変化する規制やベンダーのリスクに基づいて、質問事項のレビューと変更の頻度を決定します。 定期的なレビューを行えば、質問の内容が更新され、あなたのビジネスが直面するリスクに直結しているか確認できます。
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