ビジネス プロセス管理認定およびその価値に関する決定版ガイド

By Kate Eby | 2018年10月17日 (更新 2023年7月24日)

この 20 年間で、ビジネス プロセス管理 (BPM) を規定する一連の基準を設定し、それに従うことへの関心が高まっています。そのため、現在、多くの組織や大学が、この分野で働く人々を対象とした証明書や認定を提供しています。受けることができる指導の種類や、認定を求める人が得られる内容は、非常に広い範囲にわたっています。この記事では、BPM 認定とは何か、その潜在的価値、およびプログラムを探す際に行うべきことに関する専門家の意見について説明します。

ビジネス プロセス管理 (BPM) 認定とは

ビジネス プロセス管理に関する何らかのトレーニングや認定を提供している組織は多数存在しますが、それらの間には合意された一般的な業界基準はありません。BPM 従事者の専門家団体のうちで最大のものの一つは、5 万のメンバーを持つ BPM Institute (BPM 協会、BPMI) です。もう一つの有名な団体は、Association of Business Process Management Professionals (ビジネス プロセス管理専門家協会、ABPMP) という名称で、 2003 年に設立されています。その 1 万 5,000 のメンバーは、ABPMP を、プロジェクト マネージャーにとっての Project Management Institute (プロジェクト マネジメント協会、PMI) のようなものであると考えています。とは言え、BPM には、プロジェクト マネージャー、プログラム マネージャー、コンサルタント、管理者、さらには各種最高経営幹部といった、あらゆる種類の職務が含まれる場合があります。共通点は、これらの従業員が組織のプロセスを管理する責任を負っているということです。

ABPMP への加盟には、会費と認可された認定トレーニングが必要です (詳しくは以下を参照)。

 

Tony Benedict

But most importantly, says ABPMP President and Board Chairman Tony Benedict, is a belief that BPM is, in the words of its mission statement, a “management discipline that treats business processes as assets. It presumes that organizational objectives can be achieved through the definition, engineering, control, and dedication to continuous improvement of business processes.”

 

BPM Overview

ここでは、現代のビジネス環境における BPM の段階的なビジネス ケースと、それが一般に組織内でどのようにセットアップされ、どのように実行されるのかを大まかに見てみましょう。

  1. 組織が、ワークフロー、コミュニケーションなどを管理するプロセスを、最初から、または既存のプロセスと連携および適応させることで設計します。

  2. BPM システムを作成する際には、組織がワークフローおよびプロジェクトの成果物を監視する方法を決定する必要があります。

  3. フローチャートは、プロジェクト マネージャーや BPM の専門家が、プロセスや、効率性低下または問題点の発生箇所を視覚化するために役立つ場合があります。

  4. 設計が完了したら、BPM マネージャーがそれを、財務状況の変化、競争市場の変化、外部要因の変化といった、可能性のある理論的なシナリオに対してテストします。その後、この理論的テストやモデリングの結果に応じて、設計を微調整できます。 

  5. 組織が、プロセス管理を実行します。現在のビジネスや技術の状況では、一般に、IT/ソフトウェア マネージャーだけでなくプロジェクト マネージャーやプログラム マネージャーがプロセス マネージャーを兼務しています。

  6. その後、組織が、データを常時収集し、分析して、プロセスを改善、強化、および合理化します。

BPM 認定は、ビジネス プロセス管理に関する特定の技術教育の結果として得られます。認定により、卒業証書や修了証明書が発行される場合があります。BPM トレーニングを提供する組織は、認可された大学やビジネス スクールから、オンライン クラス サイト、協会、ビジネス グループまで多岐におよびます。コースや認定に関する合意された基準は、今のところ存在しません。

BPM 認定の価値とは

BPM 認定は、取得者と取得者の組織の両方に、いくつかの方法で価値をもたらします。採用マネージャーは、認定によって、候補者が業界の基準に照らして評価されていることを確認できます (この状況において現時点では真の標準化が行われていないという全体的な注意が必要です)。

組織の BPM 従事者は、同僚に認定の価値を知らしめることで、組織内で同じ出発点から行動する人を増やすことができます。

最後に、認定取得者には、新しい知識および能力に対して自信を持てるという価値があります。

Watermark Learning (ウォーターマーク ラーニング) は、米国オーバーン大学を通じて BMP 認定を提供しており、それがもたらす価値として次の 3 点を指摘しています。

  1. 組織がプロセスをどのように管理できるのか、またどのように管理すべきかについて、幅広い知識とインサイトを得られるので、プロジェクト マネージャーの生産性が向上します。

  2. プロセス管理分析の結果として、組織では、最終的により多くのより優れた製品が生み出されます。

  3. プロセスがよりスムーズで迅速なものになり、信頼性も高まるため、企業の収益が増加します。

PayScale は何百もの役職やさまざまな専門知識について給与動向を監視していますが、同社のデータ分析担当バイス プレジデントであるケイティ・バルダロ (Katie Bardaro) 氏によると、BPM 認定を取得することにより、収入が著しく向上する可能性があります。

 

Katie Bardaro

Bardaro says she is seeing that people with BPM certifications or certificates tend to earn more, doing similar jobs, than those with PMP (project management professional), Six Sigma, or other accreditations/certifications, or with no certifications at all.

「当社の調査では、BPM 認定を取得していない人の年収が 9 万 0,000 ~ 5,000 ドルであるのに対して、BPM 認定を取得した人の年収は一般に 6 桁台前半でした。」とバルダロ氏は述べています。

最も価値がある BPM 認定はどれか

どの BPM 認定またはトレーニング プログラムを受けることが最も価値があるのかを判断することは、依然としてかなり主観的なものになります。PayScale のバルダロ氏は、自身が把握しているデータでは、どの BPM 認定を取得しても今のところ収入の違いが見られないと述べています。ほとんどの専門家は、独立した協会の認定の方が一般的により価値があると述べていますが、現時点では、絶対的な傾向は存在しません。ただし、ABPMP は、同協会の認定に優位性があり、取得を希望する学習者は、どこで認定を取得するのかをよく吟味する必要があると主張してします。

ABPMP のベネディクト (Benedict) 氏は、「誰でも証明書や卒業証書を発行できますが、ABPMP の認定は、ビジネス プロセス管理の世界に関する透徹した理解に裏付けられています。」と述べています。

ABPMP や BPMI 以外にも、米国ビラノバ大学や米国カルフォルニア大学バークレイ校エクステンションといった多数の認可された 4 年制大学でトレーニングを受けることができます。これらは、知名度が高く、高い評価も得られます。BPM 認定に詳しくない採用マネージャーでも、認可された 4 年制大学の証明書は尊重し、評価します。

ベネディクト氏は、BPM 認定はビジネス プロセス管理に関わるすべての人にとって例外なく価値があると述べています。また、同氏は、クライアント側と社内の両方のプロセス マネージャーのみならず、コンサルタントにも適しており、有用であると述べています。ただし、プロセスを適切に合理化して管理することに価値があるとしても、その企業が最終的に成功するかどうかは、その実践内容が社内でどのように採用され、遵守されるかによります。

BPM 認定の分野は進化中であるために、どの認定が最も尊重されるのかについての絶対的な合意が存在しないということは忘れないでください。ABPMP、BPMI、および OMG は、4 年制大学の認定/卒業証書と同様に、よく知られています。

BPM 認定を取得できる場所

何十という組織が、ビジネス プロセス管理の卒業証書や証明書を提供しています。ABPMP は真の認定を提供している唯一の組織であると主張していますが、他の多くのプログラムでも同様の主張がなされています。ここでは、BPM の証明書、認定、または知識リソースを提供しているいくつかの組織を紹介します。

  • ABPMP: この業界団体は、2 種類/レベルの認定 (この後のコストに関する説明を参照) を提供しており、近い将来に 3 つ目の認定を提供する予定です。認定したトレーナーと提携して、コース、試験、および認定を管理しています。提供する認定、次のとおりです。

    • CBPA (Certified Business Process Associate、認定ビジネス プロセス アソシエイト): この認定は、BPM キャリアの初期段階で専門知識を確立するために役立ちます。また、後続の認定を受けるための前提条件にもなっています。

    • CBPP (Certified Business Process Professional、認定ビジネス プロセス プロフェッショナル): この認定は、CBPA 認定で培った専門知識に基づいています。BPM の経験年数が長く、異なる業界の各種プロセスの管理に関するより深い経験を持つことを表すことができます。

    • CBPL (Certified Business Process Leader、認定ビジネス プロセス リーダー): ABPMP は、この最高レベルの認定を 2019 年までに提供することを計画しています。詳しくは、AMPMP のサイトを参照してください。 

  • BPM Institute (BPM 協会): Business Process Management Institute (ビジネス プロセス管理協会) は、定評のある、専門家のもう一つの非営利団体です。このグループの公称メンバー数は 5 万で、無料のものから高額のものまで、いくつかのレベルのメンバーシップがあります。認定トレーニングだけでなく個別クラスも用意されています。

  • AIIM (Association for Intelligent Information Management、インテリジェント情報管理協会): 1943 年に National Micrographics Association (全国マイクロ写真協会) として設立されました。約 6 か月間のオンライン学習で BPM Specialist (BPM スペシャリスト) としての認定を取得できます。また、これを取得することで、BPM Master (BPM マスター) の証明書を取得することが可能になります。

  • OMG (Object Management Group、オブジェクト管理グループ): この組織は、政府がソフトウェア プロセスを管理するためのベスト プラクティスを成文化する方法として生まれた Watts Humphrey Process Maturity Framework (ワッツ・ハンフリー プロセス成熟度フレームワーク) に基づいて、いくつかのレベルの学習と認定を提供しています。

  • BP Trends (BP トレンド): 世界中の複数のトレーニング組織および大学と提携し、卒業証書と認定を提供しています。

  • BPM Essentials (BPM エッセンシャル): 指定された日に行われるライブ オンライン トレーニングや、いつでも利用可能なウェビナーを提供しています。修了すると、証明書が発行されます。

  • BP Group (BP グループ): BPM Systems (BP システム) とも呼ばれ、世界中でトレーニングを提供しています。修了すると、証明書が発行されます (オンライン検索では類似する名称の組織がいくつか検出されますが、この組織の Web サイトは http://www.bizchange.com/ です)。

  • Workflow Management Coalition (ワークフロー管理連合): このグループは、1993 年に設立され、メンバーに BPM および関連プロセスの標準化された定義を提供することに取り組んでいます。

  • Alison (アリソン): このオンライン組織は、約 15 ~ 20 時間で修了できる BPM のコースを提供しています。コースを修了すると卒業証書が発行されます。

また、BPM 認定コースで知られる認可された 4 年制の大学も存在し、対面式またはオンラインで利用できます。前述のオーバーン大学で提供されている Watermark 提携の指導に加えて、ビラノバ大学 (オンライン) やカリフォルニア大学バークレイ校エクステンションで提供されているコースおよび認定がよく知られています。

BPM の受験および学習費用

BPM のトレーニングや認定試験を受けるためにかかるコストはさまざまです。一部の組織では、学習内容や提供されるリソースに応じて価格が変更されます。その他の組織では、以下のようなコストが提示されています。

ABPMP: ABPMP では、ここに示されている他のグループのほとんどと同様に、協会のメンバーになることが奨励されています。「Professional」レベルのコストは年間 150 ドルですが、他のレベルも利用できます。また、さまざま申請料が設定されています。各認定レベルの受験料は次のとおりです (この記事の執筆時点)。

  • CBPA (Certified Business Process Associate): メンバーは 400 ドル、非メンバーは 550 ドルです。

  • CBPP (Certified Business Process Professional): メンバーは 500 ドル、非メンバーは 650 ドルです。

  • CBPL (Certified Business Process Leader): このオプションは現時点では利用できず、2019 年初頭までに開始される予定です。

注: ABPMP では、プロセス管理における数年間のビジネス経験 (雇用主による日付と身元の保証が必要) がないと受験できません。

BPM Institute: 受験料は 500 ドルです。CBOK トレーニングは別料金です。

Watermark University (ウォーターマーク大学): BPM 関連のクラスおよびコースは個別または集団で提供されます。各価格設定については、大学にお問い合わせください。

AIIM: 非メンバーの Specialist プログラムの費用は 595 ドルです。メンバーにはスライド割引が適用されます。AIIM の Master プログラムの費用は 1,785 ドルです。

OMG: トレーニングには 5 つのレベルがあり、費用は、レベルと、メンバーであるかどうかによって異なります。

BP Trends: コストは、世界各地でさまざまです。

BPM Essentials: コストは、さまざまです。

BP Group: コストは、世界各地でさまざまです。

Workflow Management Coalition: ベスト プラクティスを共有する専門家のネットワークであり、認定コース自体は提供していません。さまざまなレベルのメンバーシップが提供されています。

Alison: BPM コースは 15 〜 20 時間のオンライン学習で、無料です。

ビラノバ大学 (オンライン): 3 つのコースで 5,995 ドルです。

カリフォルニア大学バークレイ校エクステンション: 1,850 ドルと、教材および登録料です。

認定を取得するための一般的な要件

一般に、ビジネス プロセス管理の分野では、多くの人が、何らかの認定を取得する前にその仕事を開始しています。プロジェクト マネージャー、プログラム マネージャー、または IT マネージャーは、ビジネス プロセスやソフトウェア開発プロセスの改善を担当する場合があり、その際に、モデリングや、継続的改善の必須手順の策定に関する学習を開始します。認定やその他の卒業証書を提供するプログラムの要件はさまざまですが、中には、学習プログラムを開始する前に、その分野の検証可能な雇用証明を必要とするものもあります。

BPM 認定取得の過程で学習するトピック

学習のプログラムやコースはさまざまですが、BPM について学習する受講生は、いくつかの重要な概念を習得することを期待できます。これらのトピックには次のようなものがあり、通常、ほとんどの試験にも含まれています。

  • プロセスのモデリング

  • 理論と実践の両面での原則

  • 分析と設計を使用してプロセスを改善する方法

  • さまざまなビジネス プロセス テクノロジー

  • すべての業界および使用状況でプロセスを測定する方法

  • ガバナンス

  • プロセス管理フレームワークの業界標準

  • プロセスの改善や分析などのビジネス スキル

  • これらの管理スキルの結果として、組織が適切なビジネス プロセスを導入および改善するために役立つスキル

BPM 認定を取得するために受験することを検討している場合は、雇用主に相談してください。従業員 (およびその企業) がビジネス プロセス管理に関する専門知識を深めることを支援する目的で、従業員が認定を取得する費用を負担する企業が増えています。キャリア パスを伸ばしたり変更したりする方法として、認定プログラムの費用を自己負担することを決断する従業員もいます。

BPM 認定プログラムの選択における潜在的な落とし穴

前述のように、BPM に関する卒業証書、証明書、および認定を提供する組織は多数存在します。トレーニングを提供するコースや組織の間に実際の標準化は存在しないため、プログラムの選択にはリスクが伴う場合があります。各認定の持つ意味には何らかの相違があるため、採用マネージャーは、対象者の習得内容や訓練内容を正確に把握できない可能性があります。また、ある組織から認定を取得しても、別の組織から認定を取得した従業員のいる職場で働くことになった場合は、学習した原則を実践できないかぎり、自分の価値を示すことが難しい可能性もあります。

その他の種類のビジネス プロセス認定

BPM 認定に関連したビジネス プロセス認定で重要な種類のものが、他にもいくつか存在します。これらの特殊な認定には、以下のものが含まれます。

  • ビジネス プロセス再認定: ABPMP などの一部の認定団体には、3 年間などの有効期限が設定された認定があります。再認定を取得するための要件に、組織のメンバーシップの維持、一定時間の BPM 雇用の提示、手数料などが含まれる場合があります。

  • ビジネス プロセス分析認定: 分析なしでは効果的な管理や改善を行えないため、BPM 認定を提供しているほとんどの組織が、プロセス分析を非常に重要視しています。とは言え、International Institute of Business Analysis (国際ビジネス分析協会、IIBA) のように、ビジネス プロセス分析に特化したトレーニングおよび認定を提供している組織もあります。

  • ビジネス プロセス エクセレンス認定: オペレーショナル エクセレンス (OpEx) とも呼ばれるこのプロセス エクセレンス認定には、多くの場合、ビジネス プロセス管理に関する広範な専門知識として、シックス シグマ (以下を参照) といった他の分野のベスト プラクティスが含まれます。

  • ビジネス プロセス自動化認定: ビジネス プロセス自動化認定では、自動化された、自動化可能な、または自動化されるべきビジネス プロセスに特に重点が置かれています。AI などの先進的な自動化をプロセスに採用する企業が増えており、この分野は拡大しています。大半の BPM 認定プログラムではビジネス プロセスの自動化が扱われていますが、International Society of Automation (国際自動化協会、ISA) のように、ビジネス プロセスのこの分野に特化したトレーニングおよび認定を提供しているグループもあります。

ビジネス プロセス管理トレーニングのその他のオプション/代替手段

一部のビジネス リーダーは、ビジネス プロセス マネージャーにとって他の分野も実際の BPM 認定と同じくらい効果的であると考えています。

 

Timothy Weidman

Timothy Weidman, a retired associate professor of management and human resources at Doane College, for example, still believes the Six Sigma path is just as valuable. “I recommend you invest in one or more of the widely recognized certifications from the American Society for Quality (ASQ),” which includes Six Sigma. These courses include the following:

  • Certified Quality Improvement Associate (認定品質改善アソシエイト、CQIA): ワイドマン (Weidman) 氏によると、この初級品質トレーニングは、フロントオフィスのスタッフ、営業担当者、配達ドライバー、倉庫労働者、一般メンテナンス スタッフといった企業のほぼすべての従業員に適しています。

  • Certified Manager of Quality/Organizational Excellence (品質/組織エクセレンスの認定マネージャー、CMQ/OE): 以前は認定品質マネージャーと呼ばれていたこの認定は、主にマネージャーのニーズに合わせて設計されています。

  • Certified Quality Engineer (認定品質エンジニア、CQE): この認定は、主にエンジニアリング スタッフ、さまざまなタイプの生産マネージャー、および品質管理スタッフのニーズに合わせて設計されています。

  • 4. Certified Six Sigma Green Belt (認定シックス シグマ グリーン ベルト、CSSGB): この認定は、品質改善プロジェクトに関与し、より上級のプロジェクト マネージャーの指導下で品質関連の問題を分析して解決する必要がある従業員向けに設計されています。  

  • Certified Six Sigma Black Belt (認定シックス シグマ ブラック ベルト、CSSBB): この認定は、シックス シグマの原則、システム、およびツールを説明 (および指導) し、チームの動きを把握して、品質改善プロジェクトの実行時に必要なリーダーシップを提供する品質専門家向けに設計されています。

これらの ASQ 認定の要件は多くが重複するため、キャリアの過程で役割や責任が変化するにつれて、個々の従業員が複数の認定を取得することが一般的です。

ワイドマン氏によると、「これらの認定はすべて、ビジネス プロセスの改善に直接関連しています。」

以上のような状況にもかかわらず、実際の BPM 認定は人気が高まっており、PayScale のバルダロ氏によれば、BPM 認定の取得者は、シックス シグマ認定の取得者よりも、平均で 10% 以上高い給与を得ています。

BPM 関連の協会に参加するメリット

BPM の専門家となり、この分野の最新動向に遅れないことを真剣に考慮している場合は、BPM 関連の協会への参加を検討することが有益である可能性があります。この分野はまだ発展途上であるため、数が力を持ち、さまざまな基準や成文化に合意するグループに参加することに妥当性がある可能性があります。関連団体は世界中に何十も存在しており、一部は会員要件を持ち、一部はメンバーシップ料金が中程度から高額に設定されています。米国で最もよく知られている 2 つの団体の例を以下に示します。

  • ABPMP: 1 万 5,000 のメンバーにリソースとネットワークを提供しています。学生、アソシエイト、専門家、および企業メンバーに対して、スライド制のさまざまな年会費が設定されています。その知名度は、この 10 年間で高まりつづけています。

  • BPM Institute: 5 万のメンバーが参加しており、年間イベント、リソース、および講演者を提供しています。メンバーシップ料金については、プレミアム メンバーシップの無料~ 149 ドルから、専門家メンバーシップの 349 ドル、さらには企業メンバーシップの 9,500 ドルの一律料金まで各種設定されています。このメンバーシップでは、関連する他の 2 つのグループ (BAInstitute.org と DBizInstitute.org) へのアクセスも提供されます。

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