著者: アメリア・ランサム (Amelia Ransom)、Smartsheet 多様性、公平性、インクルージョン担当バイス プレジデント
Smartsheet は、誰もが有意義な変化を起こせるようにするという信念のもとに運営されています。
偉そうに聞こえるかもしれませんが、力強いアイデアとはそういうものです。そして 1 つ言えることは、進歩は常に追求する価値があるということです。
この変化を推進する最善の方法の 1 つは、多様性、公平性、インクルージョンの取り組みだと思います。Unilever (ユニリーバ) の前 CEO である Paul Polman 氏は、「失敗している社会ではビジネスは成功しない。」と発言しています。この言葉に深い感銘を受けました。私の仕事の原動力となっている言葉です。この言葉は、私たちが思っている以上に強くつながっており、社会をよくするために各自が役割を担っていることを思い出させてくれます。このような考え方は、企業の社会的責任に取り組む際の基本となります。
世界の仕組みを変えるということは、世界の仕組みを助けるということでもあるのです。制度上の不平等が、多くの人々の社会への参加を妨げています。そして、すべての人が参加していない社会は、真の繁栄を達成できないことは明らかです。
社会の発展を追い求めていくと、ビジネスの目標は大きくなり、自分たちの行動に責任を持つことになります。Smartsheet は、誰もが自分の能力を発揮できる世界になるよう尽力してこそ、Smartsheet のビジネスが成功すると考えています。
今後 5 年間の Smartsheet の社会的責任の柱
社会的な影響を与えるには、構造や制度に目を向ける必要があります。人種差別や性差別は、米国であろうと世界のどこであろうと、社会の構造上の問題です。このような不公平は、医療、教育、技術など、どの業界でも根深い問題となっています。気候変動の脅威が高まるなど、環境面の変化が格差を生み出しており、制度上の問題を悪化させています。特に低所得者層、障がい者、有色人種、女性に大きな影響を与えています。Smartsheet は、このような視点で企業の社会的責任の柱を支える取り組みを考えています。
当社の従業員は市民的正義および社会的正義、アドボカシー活動、気候正義、福祉に深い関心を寄せています。それが基盤となり、その上に企業の社会的取り組みを構築しているのです。今後 5 年間は人種差別反対と性差別撤廃に焦点に当て、すでに現場で変革を起こしている組織と連携していこうと考えています。Smartsheet は自ら声を上げ、リソースを活用して、世の中の変革者を増やすことが自分たちの責務と考えています。
変革するための正しいビジネスである Smartsheet
Smartsheet は人々が自分に役立つツールやリソースにアクセスできるようにすることで、人々が均等に働ける現実的な機会を設けています。
最近、建設業界で事業を営む女性と話をしました。Smartsheet のおかげで、金銭的な余裕がなく、人材にそれ以上の投資をできない状態にありながらも、事業を拡大できたと話していました。当社のテクノロジーによって、会社を成長させることができただけでなく、大企業のような人員を配置する能力も資本も持たない彼女が大企業に対抗できたのです。
これぞまさしく、Smartsheet のやりたいことです。すべての人を巻き込み、誰もが夢をかなえることができる場を作ること、それが私たちにとって重要な仕事なのです。最初に取り組むべきは制度的不公平です。これがあるために、多くの才能がある人々がビジョンを実現できません。そして、この取り組みは現場で地域社会とつながっている優良企業に浸透していくのです。これは、すべての人が取り組むべき仕事です。そして Smartsheet は変革を起こすのに必要なチームワークと共同作業を促進する正しいビジネスを行っていると自信を持って言えます。
地域社会への貢献
Smartsheet はすでに世界中の各種組織と提携しており、仕事の幅を広げています。
スポンサー X を通じた STEM 教育へのアクセス
Smartsheet は McLaren Formula 1 Team (マクラーレン F1 チーム) と提携し、このスポーツでまだやったことがないことを行いました。オーストラリア グランプリの開催期間にマシンに Smartsheet の目立つロゴではなく、DeadlyScience (デッドリーサイエンス) のロゴを掲載したのです。これは、アボリジニやトレス諸島の子どもたちに STEM リソースと指導を提供することを使命とする非営利団体です。
Special Olympics (スペシャル オリンピックス) との提携とスポーツを通じた包括的な世界の構築
Special Olympics International (スペシャル オリンピックス インターナショナル) の正式なパートナーとして、Smartsheet はテクノロジーによって組織の戦略的イニシアチブを後押しするだけではありません。スポーツを通じてより包括的な世界を作るという取り組みにも参加しています。Special Olympics Washington (スペシャル オリンピックス ワシントン) は誰もがスポーツを楽しめるようにすることに力を注いでおり、最近では州内の Special Olympics (スペシャル オリンピックス) の選手 70 名と忘れられない一日を過ごす機会がありました。
Seattle Kraken (シアトル クラーケン) と Climate Pledge Arena (クライメット プレッジ アリーナ) との提携
Smartsheet は、Climate Pledge Arena (クライメット プレッジ アリーナ) と Seattle Kraken (シアトル クラーケン) の公式プレゼンティング パートナーです。5 年間にわたる戦略的パートナーシップは、世界における働き方やスポーツのあり方を変えようとする共通の価値観の賜物です。Smartsheet は、クラーケン コミュニティ アイスプレックスに誰もが気軽に入れるようにし、ホッケー競技の多様性を高めることに尽力しています。
従業員リソース グループとのギビング チューズデー
ギビング チューズデーは世界的な寄付活動であり、Smartsheet はこれを祝して、従業員にとって大きな意味を持つ活動に報いたいと考えました。そこで従業員リソース グループ (ERG) に、彼らが代表するコミュニティを直接支援する非営利団体を推薦し、投票するよう依頼しました。ERG は Asian Counseling and Referral Service (アジアン カウンセリング アンド リファール サービス)、The Equal Justice Initiative (ザ イコール ジャスティス イニシアチブ)、The Trevor Project (ザ トレバー プロジェクト)、Black Girls CODE (ブラック ガールズ コード) など 7 つの優れた献身的な非営利団体を選択しました。
Smartsheet を活用して変化をもたらす人になる
じっとしているだけでは大きなことは成し遂げられません。だからこそ、Smartsheet のチーム メンバーは、大胆さ、創造性、惜しみない献身により、さまざまな組織に属するあらゆる人が新しい挑戦を受け入れる手助けをしています。Smartsheet は挑戦を単に避けられないものではなく、有意義なものにするためにサポートします。