プロジェクト ポートフォリオ管理ソフトウェアの必須機能
プロジェクト ポートフォリオ管理 (PPM) ソフトウェアの基本機能として、適切な施策の優先順位付けを行うための戦略的整合性、キャパシティと需要のバランスを取るためのリソース管理、予算と予測のための財務管理などが挙げられます。またその他の重要な機能として、リスクと依存関係の追跡、リアルタイム ダッシュボード、ガバナンス ワークフロー、統合などがあります。
- 戦略的整合性: PPM ソフトウェアでは、戦略的適合性、期待される価値、リスク影響度、緊急度などに基づいて、各施策のスコアリング、比較、ランク付けができることが求められます。これにより、企業目標に適ったポートフォリオの意思決定が可能になります。
- リソース管理: 優れた PPM プラットフォームでは、誰が何を、いつ、どのくらいの期間行うのかなどの情報を、すべてのプロジェクト対象に可視化できます。これにより、需要と比較する形でキャパシティをモデル化できるため、ボトルネックを解決したり、作業量を再調整したり、制約があるスキルの過剰投入を回避したりすることが可能になります。
- 財務管理: 堅牢な PPM ツールを使用すると、予算の編成や実績・予測の追跡を、プロジェクト レベルとポートフォリオ レベルの両方で実施でき、また資金調達の承認の管理も可能になります。これにより、リーダーは合計投資額、差異、収益性を 1 か所で確認できます。
- リスクと依存関係の管理: PPM ソリューションには、リスク、制約、プロジェクトの相互依存を把握できる機能が求められます。また、ポートフォリオに関するさまざまな意思決定や更新内容が、システム全体の価値、タイムライン、キャパシティにどのような影響を与えるかを示す What-If 分析もサポートできるのが理想です。
- リアルタイムのダッシュボードと分析: リアルタイムのダッシュボードや分析機能では、希望に合わせて設定可能なビューが利用でき、主要なメトリック、ステータス指標、トレンド ラインが表示されます。このような機能を備えた PPM ツールを導入することで、に各種リーダー(経営幹部、ポートフォリオ マネージャー、チーム リードなど)は、プロジェクトとポートフォリオの健全性に関する最新状況をカスタマイズされた形で確認できます。パフォーマンスを評価し、新たな問題を検出するのに役立ちます。
- ガバナンス ワークフロー: 高性能の PPM プラットフォームを使用すると、データ収集、承認、ステージ ゲートのレビューといったワークフローを自動化できます。明確なオーナーシップと標準化された基準によって効率的かつ透明性の高いガバナンスを実現でき、ユーザーがその場限りのコミュニケーションに頼ることはありません。
- 統合: PPM ソフトウェアには、既成のコネクタやオープン API を介して ERP、HR、時間追跡、CRM、開発ツールなどのコア システムに簡単に接続できることが求められます。これにより、ポートフォリオのデータが自動的に流れ、重複を避けることができるようになります。
Smartsheet
Smartsheet はインテリジェント業務やプロジェクト管理を推進するクラウドベースのプラットフォームです。スプレッドシート形式のインターフェイスを使用して、開始から完了に至るまで、チームによる作業のプランニング、追跡、自動化、レポート作成を支援します。希望に合わせて設定できるダッシュボードをはじめ、ポートフォリオレベルの可視性、ワークフローの自動化などの優れた機能を搭載。複数のプロジェクトや関係者間の共同作業に最適です。
Smartsheet の特長:
- 多層型の提出およびレビューに対応できる需要の取り込み
- 加重型の選択基準とスコアリングを使用したポートフォリオの優先順位付け
- 役割、部門、チーム、スキル別のリソースおよびキャパシティ プランニング
- ロールアップ ダッシュボードとウィジェットベースのビューによる、プロジェクトとポートフォリオのレポート作成
- Control Center を活用したガバナンスとプログラム制御
- 複数のシステムにまたがるデータやレポート作成のための、クラウド ツールとのコネクタと統合
- 自動化されたワークフローとノーコードの WorkApps
メリット | デメリット |
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Smartsheet では、おなじみのスプレッドシート形式のインターフェイスでプロジェクトとポートフォリオを管理できます。PPM チームにとって特に大きなメリットとして、需要の取り込みを一元化し、加重型のスコアリング モデルを使用して各施策に優先順位を付け、高度な設定が可能なダッシュボードとロールアップ レポートによってポートフォリオをリアルタイムで可視化できる点が挙げられます。また Control Center を使用することで、ガバナンスの標準化、プログラムの設定の自動化、および大規模なポートフォリオ全体にまたがる一貫性の維持を実現できます。クラウド ツールとの強力な統合、およびノーコードの自動化ワークフローにより、相互に連携した拡張可能なポートフォリオ運用をさらにサポートします。
高度なリソースおよびキャパシティ管理機能は基本サブスクリプションに含まれていないため、追加のアドオンや統合が必要になる可能性があります。非常に柔軟性が高い一方、スプレッドシート形式のデザインであるため、エンタープライズグレードの完全な PPM システムとして機能させるには慎重な設定が必要になる場合があります。それでもなお Smartsheet は適応性が極めて高く、柔軟性、迅速な展開、ポートフォリオの可視性を重視する組織に最適です。
詳細情報は、Smartsheet によるプロジェクト ポートフォリオ管理をご覧ください。
Adobe Workfront
Adobe Workfront は、複数のチームにまたがる業務のプランニング、割り当て、実行を可能にする PPM ソリューションです。ワークフローの自動化をはじめ、リソースおよびキャパシティ プランニング、リアルタイムのレポートを搭載。さらにクリエイティブ ツールやエンタープライズ システムの統合にも対応しています。
Adobe Workfront の特長:
- ビジネス ケースの捕捉と整合性のスコアリングでプロジェクトを評価
- プロジェクト全体でユーザーおよび役割レベルの割り当てを行うための、作業量のバランス調整
- カスタム ダッシュボードと視覚的なウィジェットで意思決定に役立つインサイトを取得
- BI ツールとの統合およびデータ エクスポートによるエンタープライズ分析
- レビュー、承認、ルーティング プロセスの自動化
- ツール間の統合とコネクタの活用で、エンタープライズ全体のシステムを統一
メリット | デメリット |
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Adobe Workfront は、ワークフローの自動化と運用の可視性に重点を置いています。ビジネス ケースの捕捉と整合性のスコアリングによる施策の評価、ユーザーおよび役割レベルでの作業量のバランス調整、ならびにカスタム ダッシュボードと視覚的なウィジェットを使用した、意思決定に役立つインサイトの提供が可能です。
Adobe Workfront の機能は幅広く、また多様な設定が可能なため、日常業務で使用する際に複雑さを感じる場合があります。一部のユーザーにとってはインターフェイスの操作が難しく、何らかの調整をしなければ電子メール通知に圧倒される可能性があります。また、ファイルごとのサイズ制限は、多数のコンテンツを抱えるチームに影響を与える可能性があります。アクセス ガバナンス モデルも、多くの代替製品よりも複雑です。Adobe Workfront は、部門横断型の大規模なプログラムを実行している組織 (特にクリエイティブ、マーケティング、またはデジタル業務の比重が大きい組織) にとって強力なプラットフォームと言えるでしょう。
Asana
Asana は、複数のチーム、プロジェクト、戦略的施策にまたがる業務管理に役立つ PPM ソフトウェアです。リアルタイムの可視性と目標主導型の構造を備えており、日常業務と会社の目標を自動的に連携させることができます。
Asana の特長:
- 戦略的目標とプロジェクトおよびポートフォリオの関連付け
- リアルタイムのステータス ロールアップ機能を備えたポートフォリオ健全性ダッシュボード
- ポートフォリオ全体の作業量を把握できるリソース キャパシティ プランニング
- プロジェクトに関する複数のタイムライン ビューでスケジュールを管理・調整
- さまざまなタスクやプロジェクトを対象としたタスク依存関係の管理
- 自動化されたステータス更新ワークフローと関係者へのレポート作成ワークフロー
メリット | デメリット |
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目標主導型の構造を特長とする Asana では、企業レベルの目標をプロジェクトやポートフォリオと関連付けることで、進捗状況、リスク、およびポートフォリオの全体的な健全性に関するリアルタイムの可視性をリーダーに提供します。ポートフォリオ ダッシュボードではステータスのロールアップをリアルタイムで確認でき、また作業量とキャパシティのプランニングによってチーム全体でリソースのバランスを取ることができます。
しかしながら、PPM チームにとって Asana には制約もあります。メールによる通知が過剰になり、それによってガバナンス上の問題が発生する可能性が指摘されます。受信トレイが煩雑になって重要な最新情報が見つけられないと、チームから不満の声が上がるおそれがあります。また、業務における共同作業の比重が大きい場合、担当者を 1 人しか指定できないタスク モデルが制約になる可能性もあります。
Celoxis
Celoxis は、一元化された単一のシステムから複数のプロジェクトのプランニングと追跡を実行できる PPM プラットフォームです。ポートフォリオ全体の戦略的整合性を実現できるよう、リソース、予算、タイムライン、リスクに関するリアルタイムの可視性を提供します。
Celoxis の特長:
- プロジェクト選択に役立つ戦略的整合性のスコアリングとモデル化
- プロジェクトの受け入れおよび承認ワークフローでリクエストを選別
- リソース キャパシティとポートフォリオへの影響に関する What-If 分析
- 予算、予測、実績の追跡による統合型の財務管理
- ポートフォリオを統一された形で可視化するための、ツール間の統合と API のサポート
- ガバナンスとコンプライアンスのための、自動化された承認とワークフロー
メリット | デメリット |
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Celoxis は、戦略的なデータ収集から実行と財務管理に至るまで、エンドツーエンドのポートフォリオ ガバナンスをサポートするように設計されています。これにより、組織は戦略的整合性の実現に向けた施策のスコアリングとモデル化を行えます。また、構造化されたプロジェクトの受け入れと承認を管理したり、What-If 分析を実行してリソースのキャパシティを把握したりする上でも役立ちます。
一方で、一部のユーザーからは、インターフェイスがわかりにくく、慣れるまでに時間がかかるという意見も上がっています。そのため、チームの技術レベルが低い場合、導入に時間がかかる可能性があります。また、競合他社と比較してオフライン時のアクセス機能やモバイル機能にも制限があります。とは言え、財務管理が組み込まれたツールを求める組織にとっては Celoxis は適したソリューションです。
Jira
Jira は、個々のタスクから複数フェーズのリリースに至るまで、チームが業務のプランニング、整理、監視に使用している PPM ツールです。高度にカスタマイズ可能なワークフローと課題タイプにより、アジャイル ワークフローをサポートします。
Jira の特長:
- チームおよびプロジェクト全体を対象とする、ポートフォリオとプログラムの一元化されたビュー
- マルチチーム作業の視覚的なタイムライン
- 予算、見積もり、実際の支出の追跡による財務状況の可視性
- 投資と支出のレポートを含む、ポートフォリオの財務管理
- 代替ポートフォリオの結果をテストするための、シナリオのプランニングと予測
- 施策の資金調達、リスク、ステータスを監視するためのガバナンス ワークフロー
メリット | デメリット |
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Jira は業務管理と PPM に対応しているプラットフォームで、プロジェクトのプランニング、追跡、デリバリーに広く使用されています。チーム全体を対象とする、ポートフォリオとプログラムの一元化されたビューを提供します。Jira はアジャイル、スクラム、かんばんを強力にサポートしており、構造化されたエンジニアリング ワークフローによってポートフォリオの実行を促進している環境で強みを発揮します。
Jira はソフトウェアのデリバリーに適していますが、より広範なエンタープライズ PPM のユース ケースではそれが制約となる可能性があります。管理面の間接コストを生じさせることが多く、また開発以外のチームにとっては大局的な可視性が低下します。こうした問題にもかかわらず、アジャイル アプローチを追求する経験値の高い組織にとっては、Jira は引き続き選択肢の 1 つと言えるでしょう。
Planisware
Planisware は、ポートフォリオのワークフローを一元化できるエンタープライズグレードのソフトウェアです。シナリオベースのポートフォリオ最適化をサポートしており、リソース、コスト、プロジェクトの健全性に関するリアルタイムの可視性を提供します。
Planisware の特長:
- プロジェクトをビジネス目標と一致させるための戦略的ロードマップの作成
- What-If 分析とポートフォリオの最適化による投資シナリオのモデル化
- ボトルネックを特定するための、リソース キャパシティと需要のリアルタイム比較ビュー
- 需要の取り込みと、プロジェクトの提案および変更リクエストの優先順位付けの一元化
- オープン REST API と既成のコネクタによるエンタープライズ アプリケーションの統合
- AI を活用したリスクの特定、予測分析、異常の検出
メリット | デメリット |
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Planisware では、一元化された需要の取り込み、複数プロジェクトのポートフォリオ全体を対象とする財務プランニング、そして高度なエンタープライズ統合のためのオープン API を利用できます。また、複雑かつ大規模なポートフォリオに必要とされる強力な分析とガバナンス構造を実現できます。
ただし、導入に際して障壁があるのは否めません。多くの場合、複雑なワークフローを設定するには技術的な専門知識が必要であり、特に一時的なユーザーや頻繁に使用しないユーザーにとっては慣れるまでに時間がかかるという意見が多く寄せられています。経験値の高い PMO や、複雑なポートフォリオを大量に管理しているエンタープライズにとって、Planisware は引き続き信頼できる堅牢な PPM プラットフォームと言えるでしょう。
Planview
Planview は、高レベルの戦略とプロジェクトを連携できる PPM ソフトウェアです。従来型、アジャイル、ハイブリッドの各業務手法に加え、リソースおよびキャパシティ プランニングと、シナリオベースの優先順位付けをサポートしています。
Planview の特長:
- シナリオ プランニングと What-If によるモデル化
- 需要の取り込みと優先順位付けのワークフロー
- 役割、スキル、チーム全体にまたがるリソース管理
- 経営幹部向けの視覚的なダッシュボードと設定可能なレポート
- ポートフォリオ全体の依存関係とリスクの可視化
- ROI、NPV、回収期間による利益実現の追跡
メリット | デメリット |
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Planview は、従来型、アジャイル、ハイブリッドの各デリバリー モデルで機能するように設計された PPM プラットフォームです。代替投資パスを評価するためのシナリオ プランニングと What-If によるモデル化、および構造化された需要の取り込みと優先順位付けのワークフローをサポートしています。また Planview では、エグゼクティブ ダッシュボード、設定可能なレポート、ROI、NPV、回収期間などのメトリックによる利益実現の追跡を利用でき、強力な財務ガバナンスを実現できます。
ただし、Planview は導入と展開が複雑になるおそれがあります。特に、複雑なエンタープライズ環境において統合に関する不具合があることも一部のユーザーから指摘されています。そのため、概念実証プロセス中に統合機能の詳細なデモを必ずリクエストすることをおすすめします。戦略と実行の綿密な連携を必要とする大規模組織にとって、Planview は引き続き包括的な PPM ソリューションとなります。
Sciforma
Sciforma は、アイデアの取り込みと需要の優先順位付けから、リソースの割り当てやコストの追跡に至るまで、プロジェクト ポートフォリオの管理を行うための PPM プラットフォームです。戦略レベルのポートフォリオ プランニングと実行レベルの詳細情報を融合し、リソースに関するリアルタイムの可視性とカスタマイズ可能なダッシュボードを提供します。
Sciforma の特長:
- アイデアと需要の管理
- すべてのアクティビティに関する戦略的整合性の追跡
- ポートフォリオの What-If シナリオ シミュレーション (作業量、予算、キャッシュ フロー)
- ポートフォリオ全体におけるリソース管理とキャパシティ プランニング
- 意思決定者向けのリアルタイム データおよびダッシュボード
- 施策の取り込み、選択、承認のためのガバナンス ワークフロー
メリット | デメリット |
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Sciforma は、アイデアや需要の取り込みから、優先順位付け、実行、財務追跡に至るまでのライフサイクル全体をサポートしています。リアルタイム ダッシュボード、カスタマイズ可能なガバナンス ワークフロー、統合された時間追跡により、意思決定者に対してポートフォリオの健全性を明確に可視化できます。
一方、Sciforma は設定にかなりの労力を必要とする場合があり、またインターフェイスのフリーズ、大規模なデータセットを操作する際のパフォーマンス低下、高度にカスタマイズされたレポートを作成する際の制限といった問題が一部のユーザーから指摘されています。戦略主導型の PPM プラットフォームを求めている組織にとって、Sciforma は引き続きエンタープライズ PPM の確固たる選択肢と言えるでしょう。
代表的な PPM ソフトウェアの比較
プラットフォーム | 戦略的整合性 | リソース管理 | 財務管理 | リスクと依存関係の管理 | リアルタイムのダッシュボードと分析 | ガバナンス ワークフロー | 統合 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
プラットフォーム | |||||||
| Smartsheet | Control Center を介したカスタムのポートフォリオ ロールアップと統合ビュー | Resource Management アドオンによる視覚化 | シートベースの予算編成とコスト追跡 | 標準的なリスク ログとガントの依存関係 | プロジェクト ロールアップをリアルタイムで反映するライブ ダッシュボード | テンプレートと承認主導のガバナンス | 175 以上のネイティブ統合 (Jira、Salesforce、Teams、各種 ERP) |
| Adobe Workfront | ポートフォリオ、ビジネス ケース、目標/OKR (目標と重要な結果) | 高度なキャパシティ プランニングと予測 | プロジェクトの予算、コスト、収益、EAC。完全な ERP/請求書発行機能はなし | 基本的なリスク登録簿とタスクの依存関係 | カスタマイズ可能なリアルタイム ダッシュボード。レポート作成機能を使いこなすまでには時間がかかる | マルチステップの承認、校正、監査証跡 | ネイティブのコネクタと Fusion を介した 100 以上の統合 |
| Asana | 目標とポートフォリオ。基本的な OKR (目標と重要な結果) リンク機能 | 担当者別の作業量。スキルベースおよびシナリオのプランニング機能はなし | ネイティブの予算編成機能はなし。カスタム フィールドと統合のみ | タスクレベルの依存関係。正式なエンタープライズ リスク登録簿はなし | プロジェクト/ポートフォリオのライブ ダッシュボード。分析の深さは限定的 | 簡単な承認とルールの自動化 | 200以上の統合 |
| Celoxis | カスタムのスコアリングとポートフォリオの優先順位付け | キャパシティ プランニングと作業量のバランス調整 | 予算、時間/経費、利益の追跡 | リスク追跡とクリティカル パスの依存関係 | カスタマイズ可能なリアルタイム レポート | 設定可能な承認、データ収集、変更管理 | ネイティブのツール、API、Zapier を介した 400 以上の統合 |
| Jira | プラン/ロードマップによる階層化 | 高度なロードマップ、限定的なネイティブかつスタンドアロンのキャパシティ プランニング | ネイティブの予算編成およびコスト追跡機能はなし | カスタムの課題タイプとリンク。組み込みのリスク/RAID モジュールはなし | リアルタイムの業務レポート | カスタマイズ可能な承認とステージ ゲート | 1,000 以上の Marketplace 統合。ネイティブの Slack、GitHub、Microsoft 365、および自動化 API |
| Planisware | ポートフォリオの優先順位付け、戦略から実行に至るまでのロードマップ | キャパシティ プランニング。役割および指名されたリソース。What-If シミュレーション | 複数ポートフォリオの予算編成、予測、コストの統合 | リスクと機会の追跡、依存関係の追跡、シナリオ分析 | 設定可能なライブ ダッシュボード。ポートフォリオ クエリ | 承認の自動化。ガバナンス フレームワーク | 一部のエンタープライズ システムとの、オープン REST API およびコネクタ |
| Planview | 戦略と実行の関連付け | 高度なキャパシティプランニング | 予算編成と ROI、コスト追跡、財務分析 | ポートフォリオ間の依存関係 | カスタマイズ可能なリアルタイムのエグゼクティブダッシュボード | エンタープライズグレードのステージゲート ガバナンス | Planview Hub を介した 50 以上の統合 |
| Sciforma | 設定可能なスコアリングとポートフォリオの優先順位付け | キャパシティ、スキル、作業量の高度なバランス調整 | 予算編成、コスト追跡、ROI 予測 | リスク評価、リスクとプロジェクトおよびポートフォリオの関連付け | カスタマイズ可能なリアルタイムダッシュボード | データ収集。承認。ステージゲート | REST API と Jira、Azure DevOps、ServiceNow、Teams、Salesforce、BI ツール |
PPM ソフトウェアの選び方
適切なプロジェクトポートフォリオ管理ソフトウェアを選択するには、まず成功基準を明確にすることから始めます。次に関係者を特定し、要件を収集して優先順位を付け、この情報を使用して選択候補のリストを作成します。次に、評価シナリオを作成し、テストを実施します。選択した基準を使用して結果を確認し、ソフトウェアを選択します。
- 目標と選定基準を明確にする
まず、プロジェクト ポートフォリオ管理ツールが必要である理由を明確にします。可視性を向上させたいのか、データ収集を標準化したいのか、リソースを管理したいのか、業務と戦略を整合させたいのか、あるいはレポート作成を合理化したいのか?そうした理由を測定可能な一連の選定基準に変換します。この基準は、適切な PPM ツールを選択するうえでのガイドとして参照することができます。
- 関係者と意思決定の役割を特定する
PMO、プロジェクト マネージャー、リソース マネージャー、財務部門、IT 部門、エグゼクティブ スポンサーなど、ツールに影響を及ぼす人、またはツールの影響を受ける人を特定します。誰が意見を提供するのか、誰がレビューを実施するのか、誰が最終的に承認するのかを決めることで、どのように意思決定を行うのかを定義します。
- 要件を収集して整理する
ソフトウェアに必要な機能を文書化します。これにはデータ収集、優先順位付け、ポートフォリオのプランニング、リソースと財務の管理、プロジェクト デリバリーのサポート、レポート作成などのタスクが含まれます。要件をリストアップしたら、どれが必須でどれが任意であるかを判断し、最も重要な機能に集中できるようにします。
- 要件の優先順位付け
組織の優先順位を反映したシンプルな重み付けシステムを作成します。重み付けされた要件を含むスコアリング マトリクスを作成し、各ツールを一貫性のある形で評価できるようにします。
- 選択肢を絞る
要件をもとに、候補のツールを一覧にまとめます。次に、必須の要件を満たすことができ、自社の技術的環境と組織規模に適したソフトウェアのみを含む、最終候補リストに絞り込みます。
- 現実的な評価シナリオを作成する
主要なプロセスを、短く実用的なシナリオに変換します。例として、アイデアの提出、プロジェクトの優先順位付け、リソースの競合の解決、ポートフォリオ レビューの準備などが挙げられます。これらのシナリオは、ベンダーのデモと実地テストの基礎になります。
- 構造化されたデモとテストを実施する
各ベンダーに前もってシナリオを提示し、一般的な機能ではなく、そうした特定のフローに関するデモを行うように依頼します。デモの間に、使いやすさ、プロセスとの整合性、柔軟性を評価します。可能な限りトライアル環境を使用して、実際のユーザーが自分でツールを試してフィードバックを提供できるようにします。
- 調査結果を集約して最適なソリューションを選択する
重み付けされたスコア、シナリオの結果、ユーザーのフィードバック、ベンダーの評価、コストの比較をまとめます。この調査結果をもとに、関係者との意思決定を進めます。選択の背後にある理由、特定された不足点、実装後のあるべき姿を文書化しましょう。
プロジェクト ポートフォリオ管理 (PPM) ソフトウェアに関するよくある質問
プロジェクト ポートフォリオ管理 (PPM) ソフトウェアは、組織が複数のプロジェクトを調整されたポートフォリオとして評価し、優先順位を付け、管理するのに役立ちます。標準的なプロジェクト管理ツールは、個々のプロジェクトのプランニングと実行に重点を置いていますが、PPM ソフトウェアはリソースの割り当て、戦略的整合性、そしてポートフォリオの全体的なパフォーマンスに関するより大局的なビューを提供します。
リアルタイムで変動するポートフォリオ ダッシュボード、プロジェクトの優先順位付けツール、リソースおよびキャパシティ プランニング、予算とコストの追跡、リスク管理、ワークフローの自動化、既存のプロジェクト管理ツールや ERP ツールとの統合機能を備えた PPM ソフトウェアを探すことをおすすめします。また、強力なレポート作成、シナリオ プランニング、カスタマイズ可能なガバナンス ワークフローは、プロジェクト ポートフォリオ全体を制御して最適化するのに役立ちます。
PPM ソフトウェアは通常、プラットフォームの規模に応じて数十から数千のプロジェクトを管理し、あらゆる規模のチームをサポートすることができます。エンタープライズグレードの PPM ツールの大半は、複数のプロジェクト マネージャー (PM) や大規模かつ複雑なポートフォリオに対処できるように設計されています。一方、小規模なソリューションは、同時に実行しているプロジェクトの数がそれより少ない中規模チームに特化している場合があります。
免責事項: この比較記事内の情報は、ベンダーの Web サイト、コミュニティ委員会、およびサードパーティのユーザーによるレビューを出所としています。調査をスムーズに実施するために、 AI ツールを使用しました。