昨日、Smartsheet は光栄にも、シアトル コミュニティの女性リーダー 50 人以上のホスト役を務めました。どういう状況かというと、New York Stock Exchange (ニューヨーク証券取引所: NYSE) の 227 年の歴史において初めての女性社長となった Stacey Cunningham 氏が北西部にいて、Smartsheet を訪れたいと望んだのです。私たちはこれを、地元の女性リーダーを一緒に招いて、Stacey 氏と顔合わせできるようにする特別な機会だと考えました。
Smartsheet のリーダーシップ チームからも大勢が出席しました。女性ばかりではありません。Smartsheet での慣例に従い数人の男性も含まれます。インクルージョンの名の下で除外することはしません。(これはパネル討論のテーマ「ジェンダー平等とリーダーシップにおける女性の成功に関する対話に男性を含める必要があるか」になりました。男性側の認識、共感、協力、提携は、全員の成功に役立ちます。)
ランチ プログラムでは、NYSE の Stacey 氏との打ち解けた談話もありました。これは、IPO の成功で Smartsheet の上場を支援した当社 CFO のジェニー・セラン (Jenny Ceran)、閉経を迎える女性向けの一連の個人ケア製品および遠隔医療サービスを提供する Gennev (ジェニーフ) (旧 Genneve) の CEO にして創業者である Jill Angelo 氏、女性が創業して運営する投資銀行 WMP Capital (キャピタル) の共同創業者でマネージング ディレクターである Joanna Lohkamp 氏を含むパネル ディスカッションに広がりました。当社の新しい CMO、アンナ・グリフィン (Anna Griffin) は素晴らしい司会者でした。
Stacey 氏とその他のパネル参加者の話は多岐にわたりました。このイベントで得た情報の一部を共有したいと思います。
求めなさい — それから自分の成功について話しなさい
パネリストに「若い頃の自分にアドバイスしたいことは何ですか?」と質問したときがありました。
「興味があって何かをやりたいと思っているなら、追い求めなさい。」と、Jill は言いました。知らないことは絶好の機会になり得る、つまり私たちの成長と学習を助長すると言い加えています。学んだすべてのことは Gennev (ジェニーフ) (旧 Genneve) の創業時にも非常に役立ちました。
当社 CFO のジェニー (Jenny) は、新しいことを大量に急いで覚えることになるとしても、新しい機会に取り組むことが重要だと同意しました。「自分を信じて...諦めないように。」と、彼女は言い加えました。
Joanna 氏にはさまざま組織で CEO、CFO、COO を務めたという素晴らしい経歴があります。父親からは懸命に働き謙虚でいれば報われるものだと教わりました。時を経るにしたがい、能力と功績を認めてもらうためには自分自身を売り込むことが重要だと学び、さまざまなリーダーシップおよびボランティアの立場を通して、他の女性にもそうすることを奨励しています。
インクルージョンが今後の道筋
ピープル リーダーとして、私にはインクルージョンという考え方が特に重要です。パネリストは、より多くの女性がリーダーシップの地位に就けるようにネットワークと仕事の機会を提供するにはどうすればよいか、また、リーダーシップ レベルでのジェンダー公正に向けた取り組みに男性をどう含めることができるのかを議論しました。
Stacey 氏は、オプション取引イベントの運営に成功した話をしました。上司からは、もっと女性を参加させない限り、Stacey 氏にイベントを再度運営させることはできないと言われました。Stacey 氏は室内を見回して女性が少ないことに気付き、招待する女性トレーダーが多くないことを上司に抗議したことを思い起こしました。上司は、それは理由にならない、組織の 1 つか 2 つ下の階層まで見てそうした女性を招待しなければならないと言いました。
WPM Capital (WPM キャピタル) の Joanna 氏は、取締役を務める女性を増やすことに注力する複数の組織でボランティアをしていますが、女性がつながりを持ち、相互にサポートし合うために協力すると同時に、男性を巻き込み、そうした男性リーダーに取締役としての能力があり、務める準備のできている女性を紹介することの重要性について話しました。
Smartsheet CMO のアンナ (Anna) は、広告業界で何年も働いた後の、初めての技術系の仕事について話をしました。アンナ (Anna) は「技術系女性の朝食会」に招待され、「なぜ『女性』なのか?なぜ単なる『朝食会』ではないのか?」と疑問に思いました。そこで、パネルに「朝食会に出たことは?」と質問しました。
この質問はジェンダー公正を目指す私たちの仕事にとっての試金石です。経営幹部を含め、各役割の従業員の少なくとも半数が女性になるまでは、この重要かつ時には課題ともなる会話に注目する場を作ることが極めて大切だと信じています。
自分の価値観を活かし、自分の仕事を愛する
出席したリーダーの 1 人に、美しい手吹きガラス製のお祈り用キャンドルを製造する企業 glassybaby (グラッシーベイビー) の CFO である Sherilyn Anderson 氏がいます (Smartsheet のお客様でもあります)。Sherilyn 氏は、glassybaby (グラッシーベイビー) は、治療中に基本的な要求を満たせずにいるがん患者の苦しみを和らげる手助けをすることをコア ミッションとして創立されたという話を共有しました。現在までに、glassybaby (グラッシーベイビー) は、このミッションをサポートする非営利団体に 1,000 万ドル近くを寄付しています。
私は、glassybaby (グラッシーベイビー) のメッセージとこの企業の示すもの、愛する仕事をすることで実際にコミュニティに違いを生むことができるという考えが好きです。
会話の場を作る
このイベントで素晴らしいリーダーの皆さんから話を聞き、学んだことに、とても興奮しました。経験について聞いたことで力が湧きました。私たちには大きな夢を見て目標を達成する力、そして他の人の達成を助ける力があるということを再確認しました。
室内で唯一の女性リーダーであることが多かったのですが、多くの女性リーダーと一緒にいること、それぞれの個性的な話や思慮深い見解を聞くことは、刺激的なことだとわかりました。
このイベントは、こうした重要な対話を持つことや組織の内外の人々とのつながりを育てることの重要性を思い起こす機会ともなりました。関係性は帰属意識を作り、機会を開き、革新を促します。
組織やコミュニティへの奉仕を考える場合、そうしたつながりが私たちを強くし、個々の、そして集合的な成功の助けとなるのだと認識することが大切です。こうした会話を進めて私たちが目指す多様性があり包括的な組織を作り続ける、Smartsheet のコミットメントに期待しています。