アジャイル プロジェクト計画
フィーチャー (ユーザーにとって役立つ機能) に基づいて作成するアジャイル プロジェクト計画では、各フィーチャーの提供に必要な時間を見積もります。この計画書には、フィーチャーの提供方法に関する詳細は含めません。類似のフィーチャーは、スプリント (プロジェクト区分の 1 期間で、実際に作業が行われる工程) にグループ化できます。
アジャイル プロジェクト計画は常に変化するため、一旦計画を策定しても、変更に応じてプロジェクト チームがステータスやタイムラインを適宜更新する必要があります。
アジャイル プロジェクト計画 (アジャイル プロジェクト スケジュールとも呼ばれる) の作成に便利なこのテンプレートでは、タスク、担当者、開始日と終了日、およびステータスを入力できます。各タスクの期間 (日数) は、自動的に計算されるようになっています。また、テンプレートの左側の表に入力したデータに基づいて、ガント チャートが右側に作成されるようになっています。
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注: 独自の日付をテンプレート内の表に指定すると、入力内容に基づいてタスク バーがガント チャートに追加されますが、見た目があまり良くないかもしれません。ガント チャートの左側にスペースが空きすぎてしまっているように見えますか。それとも、スペースだけでタスク バーが表示されておらず、入力していない日付が表示されていますか。そんな場合は、ガント チャートの上部に表示される日付範囲を調節することにより、このスペースを取り除きましょう。まず、日付が表示されている「横 (値) 軸」の任意の部分をクリックします (周りがボックスで囲まれます)。次に、右クリックして [軸の書式設定] を選択し、[軸の書式設定] ウィンドウを表示します。一番右の [軸のオプション] タブ (縦棒グラフのアイコン) を選択します。[軸のオプション] セクションの [境界値] で、[最小値] の値を確認します (書き留めておくのも良いでしょう)。右側にある [リセット] をクリックし、まずは自動調整して表示を確認した後、必要に応じて値を手動調整します。
アジャイル リリース計画
アジャイル リリース プランニングは「スプリント 0」のフェーズで行われます。この期間には納品するプロダクトが存在しないため、チームはリリース ゴールと提供すべきフィーチャーを定義し、それらのフィーチャーをスプリントに割り当て、各タスクに必要な期間を見積もることにフォーカスできます。もちろん、ストーリーが新たに追加されたり削除されたりすると、リリース計画は変わる場合があります。
このアジャイル リリース用のテンプレートでは、タスクをすべてリストアップし、各タスクをスプリントに割り当て、開始日と終了日に基づいて期間 (日数) を算出できます。また、各タスクのステータスをドロップダウン リストから選択したり、対応するゴールを定義したりすることも可能です。
アジャイル スプリント バックログ (バーンダウン チャート付き)
スプリント バックログ (スクラム バックログと呼ばれることもある) はアジャイル スプリント プランニングの時点で作成され、チームはプロダクト バックログから上位アイテムを選択してスプリントに追加します。スプリント バックログには、開発フェーズに入れる作業がすべて含まれます。つまりこれは、現在のイテレーションで完了しなければならないバックログ アイテムの To Do リストであり、これ以上タスクの追加や削除が行われない最終版であるべきです。
このテンプレートには、バックログ アイテム、ストーリー ポイント、担当者、ステータス、および元の見積もりに対する列が含まれています。タスクに対して必要な追加開発時間は、日単位で入力できるようになっています。また、一番下には「合計」行があり、スプリントの全タスクに対して指定した追加開発時間の合計が日単位で表示されます。そして、右側のバーンダウン チャート (縦軸に作業量、横軸に時間) には、残りの作業量がグラフ表示されます。
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アジャイル プロダクト バックログ
プロダクト バックログは、利害関係者 (ステークホルダーとも呼ばれる) が希望するすべてのプロダクト フィーチャーをプロダクト オーナーが追跡するのに役立ちます。プロダクト バックログは言わば、最終プロダクトに対して考えられるすべてのフィーチャーのウィッシュ リストです。
スプリント バックログとは異なり、プロダクト バックログは変化と改善を繰り返します。チーム メンバーは誰でもプロダクト バックログにフィーチャーを追加でき、それらのフィーチャーの優先順位をプロダクト オーナーが付けます。
このアジャイル プロダクト バックログ テンプレートには、ストーリー、スプリントの準備、優先度、ステータス、ストーリー ポイント、およびスプリントへの割り当てを指定するための列が含まれています。ほとんどの列では、値をドロップダウン リストから選択できるようになっています。また、各タスクのストーリー ポイントに基づいて、合計ストーリー ポイントがスプリントごとに自動計算されるようにもなっています。
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アジャイル テスト計画
特定の期間に行わなければならない静的なテスト計画とは違って、アジャイル プロジェクトにおけるテスト計画は動的で反復的です。テスト フェーズは要件優先順位付けプロセスの延長線上に置かれるため、テストを定義する場合やスコープの誤解を防ぐために最新情報が使用されるようになります。
広範囲に渡るアジャイル テスト計画を作成する必要はありませんが、アクション、期待される結果、実際の結果、およびテストの合否は最低でも追跡しなければなりません。このテンプレートでは条件付き書式が設定されており、テストに合格して「合格?」列にチェックマークを入れると、該当行のテキストに取り消し線が自動的に付けられるようになっています。
アジャイル プロダクト ロードマップ
アジャイル ロードマップは、中長期的な今後のプロダクトの方向性についての戦略概要を表すもので、プロダクトの見通しが立ち、組織/団体内での期待を設定します。従来のロードマップは厳格なプロジェクト計画として機能する場合がありますが、アジャイル組織が作成するロードマップによって提供されるものは、ガイダンスと明確さのみです。
プロダクト ロードマップは、複数月、複数四半期、または複数年に渡ることもあります。このテンプレートには、ある年の 4 ~ 12 月が第 2 ~ 4 四半期 (Q2、Q3、および Q4) として含まれていますが、範囲は必要に応じて変更できます。各矢印はそれぞれ異なるプロダクトを示し、納品に必要な時間の見積もりは矢印の長さで表示できます。矢印の色は、ストリーム別、プロダクト タイプ別、ステータス別など、自由に変更できます。
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アジャイル ユーザー ストーリー
ユーザー ストーリーは、エンドユーザーの観点から記述されます。ユーザーのタイプ、ユーザーが希望する内容、およびその理由をまとめたユーザー ストーリーを作成することで、ユーザーの要件が簡潔に示されます。そして、ユーザー ストーリーの要件を満たすようにコードを書いて実装するのが、開発チームの仕事となります。
このテンプレートを使用すると、アジャイル ユーザー ストーリー (アジャイル ユース ケースに似ているが、もっと小さい) を、「○○ (ユーザーのタイプ) として、○○ (行為・要望) がしたい・欲しい。そうすれば、○○ (結果) ができるからだ。」という形式で作成できます。
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アジャイル プロジェクト チャーター
シンプルで短いプロジェクト チャーター (プロジェクト憲章) を作成することがプロジェクト マネージャーのゴールであるにも関わらず、莫大な時間をかけて巨大な文書に仕上がってしまうことがよくあるようです。
そこで、アジャイル プロジェクト チャーター テンプレートを使用すれば、簡潔なチャーターを短時間で作成できます。アジャイル プロジェクト チャーターでは、たった 1 ページでも概要が具体的に確認できるようにする必要があります。ミッション (目的達成のためにプロジェクトで実行する内容)、ビジョン (プロジェクトの存在目的/理由)、スコープ (プロジェクトの範囲や成果物)、および成功判断基準 (プロジェクトの完了を定義する方法) にフォーカスしてチャーターを作成しましょう。
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Smartsheet のアジャイル テンプレート
シンプルなタスク管理やプロジェクト プランニングから、複雑なリソース計画やポートフォリオ マネジメントまで、Smartsheet は共同作業の改善と作業速度の向上に役立ち、より多くの成果を上げるのに効果的です。 Smartsheet プラットフォームなら、いつでもどこでも簡単に作業の計画、保存、管理、およびレポート作成が可能なため、チームはより効率的かつ効果的に仕事を進めることができるようになります。作業に関して主要なメトリックを表示したり、リアルタイムの可視性を提供したりするために、ロールアップ レポート、ダッシュボード、および自動化されたワークフローを作成する機能も装備されており、チーム メンバーをつないで情報共有を促進することが可能です。 やるべきことを明確にすると、チームの生産性と作業達成能力が向上します。ぜひこの機会に Smartsheet を無料でお試しください。