Oryx Energies (オリックス エナジーズ) は Smartsheet を使用してプロジェクトの可視性を高め、業務を効率化し、アフリカ全体に拡大

Smartsheet を利用して、Oryx Energies (オリックス エナジーズ) は業務を効率化し、戦略目標の導入を支援し、チームと地域をまたぐ一貫性のあるコミュニケーションを実現しました。

業界

  • エネルギーおよび公共事業

組織/団体規模

  • 大企業 (2,000 人~ 9,999 人)

地域

  • ヨーロッパ、中東、アフリカ (EMEA)

「サプライズは誕生日プレゼントとしては嬉しいものですが、ビジネスでは違います。Smartsheet があれば、もうプロジェクトで厄介なサプライズに見舞われることはありません。経営陣と従業員の両方に対する可視性が実現されました。つまり、あらゆる国をまたぐすべてのパフォーマンスと進捗を閲覧し、共有し、追跡できるということです。」

Blaise Edja

Oryx Energies (オリックス エナジーズ)、西アフリカ担当流通およびオペレーション マネージャー

Oryx Energies (オリックス エナジーズ) は、アフリカ最大級の独立系エネルギー供給事業者の 1 つです。統合プラットフォームのおかげで、Oryx Energies (オリックス エナジーズ) は製品購入から販売時点情報管理までサプライ チェーンを制御しています。1987 年の創業から 30 年の歴史の中で、サブサハラ アフリカの 17 か国に事業を拡大し、品質、信頼性、オペレーショナル エクセレンスについて確固たる評判を築いてきました。Oryx Energies (オリックス エナジーズ) は地域で増え続ける燃料ニーズに適応し続けながら、消費者、企業、海事業務に信頼性を提供しています。

戦略的成功の管理

戦略的な成長のための取り組みを計画し、開発し、実施するというのは、常に挑戦的なプロセスです。3 か年のビジネス プラン (CEO である Moussa Diao 氏が実行に移した ORYZON22) の一部として、Oryx Energies (オリックス エナジーズ) は業務を合理化し、利益を増やし、投資ポートフォリオ全体で収益を再分配し、成功への道筋を描きたいと考えました。この運用モデルは ENERGIZE と名付けられましたが、その規模と複雑さを考慮すると、Oryx Energies (オリックス エナジーズ) には、タスクを割り当て、リソースの優先順位を管理できることに加え、プロジェクトのステータス全体を可視化する包括的な共同作業プラットフォームが必要でした。それ以前は、Oryx Energies (オリックス エナジーズ) のスタッフは複数の Excel スプレッドシートで仕事を管理しており、それによって手に負えない状況につながることもありました。明らかに、もっと強力なツールが必要でした。法務・コンプライアンス マネージャーである Fateme Weyeneth 氏は、ENERGIZE PMO (プロジェクト管理オフィス) の設立と運営を担当して、各国が同じ立場で考えるようにすべてのビジネス分野に渡る進捗の連絡をしていたとき、Oryx Energies (オリックス エナジーズ) で使用する新しいツールは直感的かつすべての従業員にとって使いやすいものでなければならないとわかっていました。 

Customer Story Inline Oryx
写真提供:Oryx

共同作業を行うための直感的なプラットフォーム 

Oryx Energies (オリックス エナジーズ) は、新しいビジネス戦略プロジェクト管理ツール ENERGIZE の最初の計画段階を始動するために Smartsheet を選択しました。Smartsheet を利用することで、プロジェクトがどのように実行されているのかについてのインサイトが得られ、いつでもプロジェクトのパフォーマンスとチームの実績を明らかにできます。また、自動化されたダッシュボードによって、役員と従業員が同じように進捗状況を把握できます。 

「この B2C 戦略をグループ全体に展開していく中で、いくつもの締め切りを監視するとともに、大量のデータとプロセスに対応しなければならなくなると確信しました。」と、Oryx Energies (オリックス エナジーズ) のグループ B2C 事業部門マネージャー Sidy Bane 氏は言います。「Smartsheet は間違いなく、すべての問題を数クリックで 1 か所に一目でわかるようにまとめられるツールでした。」 

こうした初期の展開によって、Smartsheet の幅広い価値が迅速に証明されました。潤滑剤事業部門マネージャーの Guillaume Desenne 氏はこれに同意し、「Smartsheet によって、明確なプロジェクト パフォーマンス ダッシュボードを介して、遅延を特定したり成果を伝えたりできる一元化された使いやすいレポート システムを設定できた」と言います。

ヨーロッパを拠点とする Smartsheet のプラチナ パートナー、Agile Management Experts (アジャイル マネジメント エキスパーツ) (AMX) の支援を受け、Oryx Energies (オリックス エナジーズ) は Smartsheet を使って一部の主要な社内プロジェクト管理プロセスを徹底的に見直しました。 

Fateme Weyeneth 氏は、プロジェクト マネージャーおよびスポンサーと協力してロールアウトを監督し、ダッシュボードによってチームと場所をまたぐ可視化と調整が行われるのと同時に、Smartsheet の直感的な見た目と感覚は従業員の理解を促し混乱を防ぐのに役立つことに注目しました。 

「それぞれの国について、何をしなければならないのかが正確にわかります。これによって、いつでも誰もが企業のパフォーマンスをしっかり見ることができます。」と Blaise Edja は補足します。「どこに向かっているのか、また進捗はどの段階なのか、プロジェクトを完全に理解できるようになりました。」 

ビジネスの可視性を改善

ENERGIZE の成功における重要な要因として、ビジネス上の意思決定とアクション プランを可能な限り迅速かつ正確に追跡できたことが挙げられます。  Smartsheet では、Oryx Energies (オリックス エナジーズ) は幅広い市場で、ORYZON22 の特定の戦略プロジェクトのパフォーマンスが任意の時点でどうであったのか、明確なインサイトを得ています。リアルタイムのダッシュボードを使うと、役員と従業員は同様にビジネスの成功を示すメトリックにアクセスできるようになります。こうした可視性の高まりが特に価値を発揮したのは、ロックダウン中のことでした。グループの HR マネージャーである Haja Rajaonarivo 氏は「同僚とリモートで効率よく、しかもかなり協調的な方法で連携することができました。」と言います。

また、計画や目標に対する成否の判断も大きく改善されました。Oryx Energies (オリックス エナジーズ) はこれまでに ENERGIZE を介して 25 件を超えるプロジェクトを実行していますが、そのすべてが標準化されています。  作業計画およびトラフィック ライト システム、タスク、所有者データを備えたダッシュボードは、Oryx (オリックス) グループのプロジェクト構造に合わせて 14 日間に渡って管理できます。 

業務の合理化

Smartsheet を使うことで、Oryx Energies (オリックス エナジーズ) は業務を合理化し、問題が起こる前に対処しやすくしました。同時に、重要業績評価指標 (KPI) とタイムラインの可視化がかなり容易になっています。

Smartsheet を導入したのはジュネーブ本社からでしたが、このソリューションの柔軟性によって、スイスとアフリカの各所の Oryx Energies (オリックス エナジーズ) オフィスすべてが密接につながり、迅速に全員が同じ視点を持てるようになりました。  さらに、隔週の頻度で起こり得る問題を把握し、フィードバックを聞くことで、本社と関連会社とが一体になりました。こうしたすべてが業務とチームワークを大きく押し上げています。

戦略目標に合わせる

Oryx Energies (オリックス エナジーズ) は、サブサハラ アフリカ中の消費者と企業のエネルギー需要に対応することを目指しています。Oryx Energies (オリックス エナジーズ) は顧客ベースの成長と一緒に増加する需要という課題に取り組む準備が万端に整っています。つまり、ORYZON22 や ENERGIZE といった戦略的な取り組みがこれまで以上に重要だということです。幸いなことに、Smartsheet では進捗を明確に把握できます。これは、主要プロジェクト中に達成や前進を妨害する可能性がある問題を見つけて対処するのに役立ちます。 

「アフリカでのエネルギー需要の増大に対応するためには、系統立ててしっかりと準備する必要があります。今は、順調に進んでいます。」と Moussa Diao 氏は言います。「それぞれの関連会社が成功するための標準の KPI とメトリックに加え、一貫性のあるアプローチがあります。これが企業のパフォーマンス全体に利益をもたらします。」

同氏にとっては、Smartsheet が Oryx Energies (オリックス エナジーズ) の戦略目標を達成する鍵でした。「新しいプロセスとツールを定義したのと同時に、Smartsheet の機能を活用して特定の行動とマイルストーンを正確に管理し、オーナーシップを明らかにし、体系的に追跡を進めました。非常に効率的な業務プロジェクト管理ソリューションを実現するだけではありません。Smartsheet は大規模なプロジェクトでグループとチームのエンゲージメントを高めるのに役立ちました。」 

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写真提供:Oryx

革新のための調整

Smartsheet の導入で ORYZON22 と ENERGIZE をうまくサポートできたので、今はその他のソリューションがさまざまな場所や部門に配置されており、それぞれが独自のダッシュボード、プロジェクト、レポート、シートを備えています。これには例えば、新しい小売用ビジュアル アイデンティティの発表、オペレーショナル エクセレンスの改善、IT ソリューション管理、さらには HR プロセスの最適化などがあります。プラットフォームの万能性と新しいユース ケースに対応し続ける能力は、AMX のソリューション コンサルタントである Vlera Hetemi 氏が指摘したように、こうした部門のすべてで明らかになっています。 

「あらゆる事業分野にソリューションを導入してきました。こうしたソリューションで、レポート、承認、日常的なタスクを自動化し、可視性を高め、組織全体の効率を上げることができました。」と Vlera 氏は言います。「Oryx Energies (オリックス エナジーズ) が Smartsheet の能力を完全に解放するのをサポートできて嬉しく思います。」 

現在、Oryx Energies (オリックス エナジーズ) には複雑なプロセスを簡素化し、あらゆるプロジェクトの作業計画、コミュニケーション、プロセスを標準化できるソリューションがあります。Smartsheet による自動化によって、話す言葉や地域を問わず、組織全体の人々をまとめることができました。

Blaise Edja 氏は言います。「Smartsheet のおかげで多くのプロジェクトを同時に管理、監視できます。このプラットフォームがなければ、難しいことでしょう。以前は、Excel を使っていたので、さまざまな関係者からのさまざまな表示方法の複数のスプレッドシートを管理する必要がありました。いくつもの情報源を統合しなければならなかったので、調整は今よりも複雑でした。今ではシンプルなツール 1 つで、誰もがプロジェクトのステータスを追うことができます。」 

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