Fortune Brands (フォーチュン ブランズ) が Smartsheet で従業員の業務意欲を向上

従業員のつながりと生産性を維持することは、どの会社にとっても課題となります。世界各地に約 2 万 3,000 人の従業員を擁する Fortune Brands Home & Security (フォーチュン ブランズ ホーム アンド セキュリティ) にとって、その課題を解決することが非常に重要でした。

Master Lock (マスター ロック)、Therma-Tru Doors (サーマ トゥルー ドアーズ)、Moen (モーエン) などのブランドを持つ Fortune Brands (フォーチュン ブランズ) は、Connect というモバイル アプリを開発し、従業員のつながりをサポートしています。会社のメールやパソコンを持っていないモバイル ワーカーにとって、クラウドベースのソリューションが是が非でも必要でしたが、福利厚生、サイバーセキュリティのアラート、その他の情報を含むトピックの最新情報を日常的に得られる手段が必要だったのです。

2016 年にアプリをリリースしたときに、Fortune Brands (フォーチュン ブランズ) のコーポレート コミュニケーション マネージャーである Erin Libardoni 氏はそれに大きな可能性を見出していましたが、成功するかどうかは同氏のチームがアプリに魅力的なコンテンツを常に盛り込めるかどうにかかっていました。同氏はまた、Smartsheet が成功の鍵となっていたことも理解していました。

「私の具体的な役割は、アプリを通じて社内の連携を深めるコンテンツを作成すること、そしてその情報の一部を社外に公開することでした。」と Libardoni 氏は語ります。「私は数個のチャネル経由のコンテンツを管理しています。時間を短縮し、リソースを最大限に活用できるようにするプロセスを集中管理する必要があったのですが、Smartsheet が企業のコミュニケーションの整理にとても適した手段だと考えました。」

Libardoni 氏は、以前の仕事でも Smartsheet を使用しており、チームや会社のステークホルダーにとって重要なメッセージをカテゴリ別に追跡できるシートを用意できることを知っていました。以前の Smartsheet 学習セッションで学んだスキルを応用し、自動化するための数式を作成しました。たとえば、ソーシャル メディア用のコンテンツの分類を選択すると、そのカテゴリに合わせて新しい「外部」フィールドを即座に表示して使用できるように設定しました。

Smartsheet はチームをつなぐソリューションとなったのです。

追跡が容易

レポートやステータスの追跡が一目でわかりやすいかどうかは、コンテンツ カレンダーの良し悪しを決める大きな要素となります。Libardoni 氏とそのチームは、完成していて投稿できるストーリーはどれなのか、承認段階または下書き段階にあるのはどれか、未解決の質問のフォローアップは誰がしているのかを一目で確認できます。

色分けできたり、ドロップダウンで選択したりすることができるため、指定の日単位、週単位、月単位で公開されるストーリーのカテゴリがどれかを簡単に確認できます。また、最優先のコンテンツがいつ、どこに掲載されるのかも簡単に確認できます。

効率のよい共同作業

同氏のチームは 3 人編成ですが、Smartsheet ベースのコンテンツ カレンダーを使用して、別々の場所にあるライターや Fortune Brands (フォーチュン ブランズ) の運営会社のコンテンツ専門担当と簡単に共同作業できるようにしています。福利厚生担当者や IT 担当者に、その担当分野でどのようなコンテンツが計画されているかをカテゴリ別にフィルターをかけて確認してもらうことができます。

「当社のブランドは成長しており、規模も拡大しているため、いつどのようなメッセージが発信されるのかを常に把握していなければなりません。Smartsheet のおかげで、いくつもあるチャネルを通じて流れる戦略的なコミュニケーションの整理と管理がやりやすくなりました。」

Smartsheet 導入の成果

コンピューター ワークステーションにアクセスしなくても会社の最新ニュースを閲覧できるようになったため、Connect は Fortune Brands (フォーチュン ブランズ) の関係者からも高い評価を受けています。Libardoni 氏は Connect の開発、導入に力を貸してくれたテクノロジー パートナーを評価していますが、それでもコンテンツに魅力がなければ従業員はアプリを開いてくれないことも認識しています。

「アプリの成功にはコンテンツによるところが大きいと思っています。」と Libardoni 氏は語ります。「会社全体に浸透させることが私たちの使命と考えています。私は常に、それに心を砕いています。組織内の主要関係者と会うときも、その話題で話が盛り上がります。」

会社の上層部の人たちも、アプリが成功したこと、Smartsheet が使いやすく、ブランドと従業員のコンテンツがスムーズに流れるようになったことを高く評価しています。コーポレート チームは政府や公共政策担当との折衝を管理するために Smartsheet を導入しており、個別の運営会社数社の経営陣は、コミュニケーションやワークフローに Smartsheet をどう使用するのかを知ろうとしています。Libardoni 氏は、新しい機能を知り、同僚が先々に求めてくるであろうニーズの先回りをしようと Smartsheet の学習セッションを増やす予定です。