Smartsheet では、常に新しい機能を開発し、製品を改良しています。これらの改善をお客様のニーズに最も良い形で合致させるために使用するツールの 1 つが、弊社の一連の「仕事のアーキタイプ」です。
弊社の仕事のアーキタイプは、本質的にはパーソナリティ タイプを表していますが、個人の作業スタイル、つまり、その個人がどのような作業を行い、どのようにアプローチするかを説明するものです。仕事のアーキタイプを構築する際の当初の目標は、Smartsheet のお客様をより良く理解し、サービスを提供することでしたが、弊社はさらに、それは使用する製品に関係なく、人々があらゆる種類の作業にどのようにアプローチするかを理解するために利用できるということもわかりました。
あなたはどのアーキタイプですか?お客様は、問題の解決に役立つ新しいテクノロジーを積極的に求めるテクノロジー チャンピオンかもしれません。または、テクノロジーを目的のための手段として捉えているプロセス メーカーかもしれません。どのような場合でも、弊社の短いクイズによりお客様がどのアーキタイプであるかを把握することで、それをご自身の作業スタイルに反映し、一致させるためにプロセスを最適化するのに役立てることができます。また、同じクイズをチーム メンバーに送信することで一連の流れを共有することができます。
一連の仕事のアーキタイプを構築した方法の詳細と、Smartsheet でどのように仕事のアーキタイプを活用しているかについて引き続きご覧ください。または、今すぐクイズに進むこともできます。
仕事のアーキタイプをどのように構築したのか?
仕事のアーキタイプは広範な研究調査から生まれました。まず、さまざまな役割・業種で幅広い視点を持つ 4,000 人の労働者を対象に調査を行いました。彼らに質問をして、彼らが作業する傾向のあるプロジェクトの種類 (長くて詳細なもの、または短くて反復的なもの) や、彼らがどのような意思決定を好むか (グループで、または自分自身で) などの彼らの特徴や好みをスライド制で測定しました。
5 つの主なカテゴリーで彼らが異なる結果を示すことが明らかになりました。
- テクノロジーに対する姿勢: 労働者は、その技術的スキルがどの程度優れているか、また、価値を創造するために新しいテクノロジーを採用する意欲がどの程度あるかによって異なります。
- 作業の複雑さ: 作業は複雑で、多くの変則的な要素があると考える人もいれば、より単純で標準化されていると考える人もいます。
- 協調的な行動: 広範な人々のためにソリューションを創造することを優先する人もいれば、自分自身や直属のチームを優先する人もいます。
- 美的感覚の重要性: ツールの美しさと使いやすさをどれだけ重視しているか、または、ツールを個人の作業に適応させることができるか。
- 作業に対するアプローチ: プロジェクトを開始する前に情報を収集し、計画し、学ぶことを好む人もいれば、直ちに作業を開始し、進めていく中で学ぶ人もいます。
次に、調査データを見ると、これら 5 つのカテゴリーにわたって同様の回答を行った労働者がいることがわかりました。6 つの異なる労働者タイプを特定したのですが、それらは仕事のアーキタイプの基礎となるものでした。その後、この 6 つのアーキタイプについてより深く掘り下げ、調査データにさらなるニュアンスを加えるために、それぞれのタイプに当てはまる個人に対してインタビューを実施しました。
このプロセスの最後には、どのような特徴がそれぞれの仕事のアーキタイプを定義し、区別するかということを完全に理解することができました。
6 つの仕事のアーキタイプ:
テクノロジー チャンピオン
テクノロジー チャンピオンとは、問題を解決するために新しいテクノロジーを積極的に求めるアーリー アダプターです。テクノロジー チャンピオンは、機能性やカスタマイズ性を美的感覚よりも優先します。彼らは実験を好み、できることとできないことの限界を試すことで、システムがどのように機能するかを学びます。彼らの目標は、複雑なプロジェクトとタスクに取り組み、物事を簡単かつ効率的にするためのツールを作成することです。
プロセス メーカー
プロセス メーカーに分類される人は、短期的な修正を組織の長期的なソリューションに変えたいと考えています。多くの人が彼らの作業を頼りにしているため、ソリューションとアウトプットが直感的で使いやすく、外観も良いことが非常に重要となります。彼らは自分たちは技術者であると考えているため、ツールについて深く理解していますが、新しいテクノロジーは目的のための手段にすぎません。
敏腕家
敏腕家に分類される人は、技術者で、可能性に満ちています。彼らは主に一般社員であり、直属のチームで経験した問題のソリューションを生み出し、迅速な成果を求めます。彼らは短期的に物事を考える傾向がありますが、それは、自身のスキルを向上させ、適用範囲を拡大するにつれて変化していく可能性があります。彼らは率先して機会を探します。彼らは迅速な行動を好むため、製品の潜在的な価値をすぐに確認したいと思っています。
皿回し
皿回しに分類される人は、手一杯です。彼らは効率を高めたいと思っていますが、新しいツールを試すのをためらい、それを学ぶための時間をとることができません。成功するためには、学習をほとんど必要としない単純なものから始める必要があります。皿を回している状態のため、皿が落ちてしまうような、複雑なまたは複雑そうに見えるツールに時間を割くことができません。
信頼される作業者
信頼される作業者に分類される人は、自分の役割において効率性を生み出す機会は少なく、大方日々の仕事に追われています。彼らは、テクノロジーは大きな助けになると信じていますが、新しいものを取り入れることには積極的ではなく、ツールが何よりも使いやすいことを期待しています。
基軸
基軸に分類される人は、カスタマイズされたワーク ストリームに携わる独立した作業者です。彼らは自分たちを大きく複雑な車輪の歯車であると考え、長期的なソリューションを好みますが、ワーク ストリームの多くを標準化するには慣習化しすぎていると考えています。彼らはテクノロジーの利用に抵抗はありませんが、シンプルで彼らの生活を直接的により簡単にするものでない限り、新しいツールを作業に取り入れることには懐疑的です。
Smartsheet ではどのように仕事のアーキタイプを活用しているか?
仕事のアーキタイプは、Smartsheet の設計プロセスの一部として重要な役割を担っています。弊社は、新機能を設計する際の考案作業、プロトタイピング、試験段階を通じて、適切な人材を常に念頭に置き、従事させるためにこのツールを活用しています。
例えば、テクノロジー チャンピオンは 0 からソリューションを構築したいと考える傾向がある一方、皿回しは迅速に進む必要があるため、ソリューションを開始するためにテンプレートに頼る傾向があります。そのため、テンプレートの設計または再設計時に皿回しからのインプットを組み込むことにより、そこから最も利益を得ると思われる人々に弊社が改善した最善のサービスを確実に提供することができるのです。
あなたはどのアーキタイプですか?
ご自分はどの仕事のアーキタイプに分類されると思いますか?お客様の仕事のアーキタイプを確かめるには、弊社のクイズに参加してみましょう!また、ご意見をお寄せいただけると幸いです。皆様からのご意見は、引き続き弊社のアーキタイプを改善し、お客様をより良く理解し、サービスを向上させるのに役立ちます。